みなさん、こんにちは:-) 
キャビンアテンダント・グランドスタッフコース担任の西田です。

今日は皆さんに、客室乗務員の新入訓練についてお話させていただきます。

私は、外資系航空会社と日系航空会社のCAとして乗務経験があるので、今まで２社の新入社員訓練を受けました。

客室乗務員として航空会社に入社すると、どの会社もだいたい２か月程度の新入社員訓練が行われます。

新入社員訓練では、保安業務に関する訓練、サービスに関する訓練などが行われます。

保安業務の訓練では座学の他に、緊急事態のドアの操作、機内で火災が発生した場合の消火活動、急減圧や傷病人が発生した時の処置などを、モックアップと呼ばれる実際の飛行機に見立てた施設の中で訓練します。

飛行機のスライド(滑り台)を滑ったり、水上に緊急着陸したときのことを想定して、洋服を着用したまま泳ぐ練習なども行います。

この訓練はとても厳しいもので、テストと実技の両方の合格点を取らなければ、制服を着て現場に出ることはできません。私にとっても本当に大変な訓練でしたが、同期入社の皆と支えあって過ごす２か月は、人生の財産になったと思います。

ANAは訓練所である、ANA BLUE BASEは一般の方が訓練を見学もできるように公開もしているので

皆さんも夏休みなどを利用して、足を運んでみてはいかがでしょうか。

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