航空学科においては、これまでに1,844名以上の卒業生が航空業界に羽ばたき、今なお、本校のOG・OBが日本そして世界で活躍し、業界の一端を担っていることは私たちの誇りであります。
今後も移りゆく業界の動向にしっかりと目を向け、業界が求める人財の育成をするために、業界全体・航空各社と今まで以上に緊密な連携をし“まさに今”求められるスキルや考え方を共有し、即戦力となる学生を育成・輩出できるよう、教職員一同、教育水準を高め、ただの就職率100%ではなく、学生一人一人が望む、そして、航空各社が求める“真の就職率100%”及び“就職後の低離職率”を強く意識して取り組みを進めて参ります。
新たな施策として、昨年度より国際コミュニケーション学科を設置し、外国人留学生の教育も始めております。日本の人口が減少してゆく中で、遠く離れた母国から留学先として日本を選び、難しい日本語の勉強や専門教育を学び、日本で進学・就職したいと願う一人一人の夢を実現できるよう全力でサポートして参ります。設置初年度ということもあり、言葉・文化・習慣の違いもありますが、「規律と調和の精神」や、日本人の美徳とするマナーを教示し、日本人以上に日本に馴染んだ学生となるよう、新生西アカとして学生・教職員共々に差別なく相互に助け合う組織となるよう努める所存でございます。
そして今後は、“外国人をリードできる日本人”と“日本人に愛される外国人”の協調により、本校は地域・国家に貢献し、日本の国力を高めたいと考えております。
両学科に通う学生には、本校での授業や生活を通じ、どんな困難があっても「あきらめないでやり抜く力」、人工知能が席巻する時代において「人であることの価値やすばらしさ」を伝え、専門教育はもちろんのこと、人間力を高める教育をして参ります。
西日本アカデミー航空専門学校
校長 菊地和朗