創設40周年に際して
皆様、こんにちは お陰様で本校は創設40周年を迎えることができました。これも偏に皆様からの我々の教育に対する深いご理解とご支援の賜物と深く感謝しております。
さて、学校法人時習学館は、福稜館という学習塾の中に西日本で最初の公務員科を設置したことから始まりました。その後、前身となるエアライン科、スチュワーデス科を公務員科と同様に設置し、それからは航空業界の発展に伴い、業界からの期待を担う形で現在の航空ビジネス学科を、さらには国際コミュニケーション学科、DXビジネス学科を設置し、現在に至っております。
本校は、プロフェッショナルを育てる学校として、「あなたがいて、私がいる」という相手を認め、思いやる気持ちを育むことを教育方針とし、社会貢献できる優秀な人財を輩出してまいりました。
航空系学科では、約2,000名の卒業生が国内はもとより、世界の翼を支えるべく、航空業界で活躍し続けています。企業の皆様からは「西アカ」という呼称でご愛顧頂き、感謝に堪えません。
唯一無二で航空系企業への就職を目指す就活生に大人気のコンテンツ 「JAL×ANA対談」は、文字通り日本航空様、全日本空輸様と本校幹部による恒例のイベントとなります。CHINA AIRLINES様やエバー航空様など、外資系航空会社はじめ数10社が参加するキャリアフォーラムにもご期待下さい。これからも、世界のインフラを支え、時代の要請に応えられる人財育成のために業界各社と連携させて頂き、取り組みを進めて参ります。
国際コミュニケーション学科及びDXビジネス学科では、日本の人口が減少してゆく中で、日本の国力を上げるために、優秀な外国人を育成・輩出し、日本の労働力人口を増やすことを目的に設置致しました。遠く離れた母国から留学先として日本を選び、難しい日本語や専門技能を学び日本で就職したいと願う一人一人の夢を実現できるよう全力でサポートして参ります。また、日本に不足しておりますデジタル人材の育成にも注力し、留学生と日本人の育成に励んで参ります。
結びとなりますが、40周年という節目を契機に、本校「西アカ」が高等教育機関として社会にどのような貢献ができるのか、役職員一同理想的な在り方を考え抜き、常に変化をしながら、時代の要請に合わせ邁進して参ります。
令和4年7月28日
学校法人時習学館 理事長 菊地和朗